KumaLab

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「運命を拓きゆく者へ」を読んで知った、新渡戸稲造の読書術

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こんにちは、KumaLabです。
 
運命を拓きゆく者へ」を読みました。新渡戸稲造の書籍を一つずつ読みたいと思っていましたが、現代語でわかりやすく、まとめられていたので、こちらを購入&読了。
 
運命を拓きゆく者へ

運命を拓きゆく者へ

 
誰もが知っている新渡戸稲造という人物ですが、僕が好きな理由は物事の考えがすっきりしている点です。この書籍の中だけでも、それをまとめようと思うときりがないので、テーマに切って記事にしてみました。
 
今回は、「新渡戸稲造の読書術」と題して、博学で知られる新渡戸稲造がどのように読書に励んだのかをまとめてみたいと思います。
 

 

まずはざっと読み 

ざっと一通り目を通し、これはと思ったところに印をつける。そして印のついた部分を後でもう一度読み返す。
これは、紙の本ならすばやくできそうですが、私はKindleがメインなので、少しやりづらくも感じます。ただ、斜め読みでとりあえず目を通して、ハイライトを付けて、ハイライト部分のリンクから、直接そのページに飛び、読み返すというのはできるかもしれません。
 

章ごとの大意を知る 

一冊の書物を読むときは、一章ごとにその大意を知るように努める。この章は何が目的で書かれているのか、その主旨は何かを章ごとに読む。
全ての本に通じるわけではないかもしれませんが、章ごとに分けられていれば、必ず章の題名から何を読者に伝えようとしているのかを考えたうえで読むということですね。1章ごとが長い場合、読みながら惰性になったり、無意識のうちに文字だけを追ってしまうこともありますから、ここは気を付けたいところです。
 
そうすれば目録だけ見ても書物全体が読めることになり、目録がとても興味深いものになる。 読書を志す者はこうしたことを心がけてほしい。
目録が興味深いものになる感覚というものを掴んでみたいです。まだまだ、私は題名と分野だけでとりあえず手に取り、読んでみるというスタイルなので、次のステップとしての考え方として一つの指標となりそうです。
 

読書習慣の作り方

本を読む習慣をつくる方法として、僕は家庭読書会というようなものをつくることを提案する。
この考え方はとてもいいなと思っています。今の時代であれば、ブログなどでも読書の感想なども簡単に共有できます。このブログも小さいながら、読書の感想をまとめる中で、自分の読書習慣につながっているなというのは強く感じます。
 
将来的には、顔を突き合わせて好きな本を読み、お互いに学びを共有しあったり質問しあったり、そういう場を作ることができればおもしろいですね。
 
以前、このような記事を書いてみました。ここで紹介している書籍でも参考になる読書術がありました。全てがいますぐできるわけではありませんが、一つずつステップアップしていきたいものです。

最後に

簡単ではありますが、「運命を拓きゆく者へ」から一部抜粋して紹介しました。結局、今も昔も形は変われど、学ぶ心を持った人のことを参考にすることはとても大事だなと思います。約100年前の人物からこのような読書術を学び、それを実践しようとすることは、また違った自信のような感情が湧いてきます。