KumaLab

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今年1番のオススメの本かもしれない!「漫画君たちはどう生きるか」

こんにちは、KumaLabです。

「漫画 君たちはどう生きるかを読み終えました。今年1番、オススメしたい!と思わされた1冊です。

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

 

 

はじめに

1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。漫画になって刊行されたということで、即購入。改めて、漫画による世界観が、胸が熱くなるような記憶を思い起こさせます。

この本の目次

1:へんな経験
2:勇ましき友 前編
3:勇ましき友 後編
4:ニュートンのリンゴと粉ミルク
5:貧しき友
6:ナポレオンと4人の少年
7:雪の日の出来事 前編
8:雪の日の出来事 後編
9:石段の思い出
10:凱旋
11:春の朝

人について考えさせられた

主人公コペル君の、経験する人間模様や出会いを通して、叔父さんから託された1冊のノートを中心に、さらに深く学び理解していく過程が面白かったです。

 

人間が、こういう不幸を感じたり、こういう苦痛を覚えたりするということは、人間がもともと、憎しみあったり敵対しあったりすべきものではないからだ。

人を妬んだり憎んだりする感情は、自分であって本来の自分でない。その思いを越えることもできる人間であるのだと思います。

 

僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている。だから誤りを犯すこともある。しかし、僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている。だから、誤りから立ち直ることもできるのだ。

誰にも間違いや誤った行いをしてしまうことはある。でも、そこから目を背けない。向き合ってこそ、初めて人として大きな成長があるのだと思わされます。

最後に


これを学生の時に読んだ記憶はありますが、改めて漫画で読み返し、情景をわかりやすく感じ取ることで、今までとこれからの生き方に対して、少なからず影響を与えてくれるオススメの1冊だと思います。

 

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

 
君たちはどう生きるか (岩波文庫)

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