KumaLab

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自分だけのオリジナル人生を手に入れるためにできること

こんにちは、KumaLabです。
 

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未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」を読み終えました。今、「ワーク・シフト ─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>」を読んでいますが、その関連書籍で出て来たので、思わず購入。
 

 

記事目次

はじめに

 
ここ数年の自己啓発書に対する変遷から、どのような社会変化が起きているのかの考察は参考になりました。平均寿命が、2000年代生まれの場合は100歳まで生きることが見込まれる現代において、今のライフスタイルはやはり見直されるべき問題なのだと改めて再認識しました。
 

この本の目次

 
序章:”働き方本"ブームが示すモノ
第1章:現状維持の先にある未来
第2章:世界を変える3つの革命的変化
第3章:新しい働き方を模索する若者たち
第4章:ふたつの人生を生きる
第5章:求められる発想の転換
終章:オリジナル人生を設計するために
 

ストック型からフロー型へ

 
長生きの可能性が高まると、いくら貯金=ストックをもっていても不安は尽きないけれど、稼ぐ力=フローを得る力がある人は、ストック型の人より安楽に構えていることができます。いわば、「過去に貯めた資産をもつ人から、稼げる人へのパワーシフト」が起こるのです。
 
フロー型の人材に向けた自己投資は尽きない。しかし、新卒から定年まで働くスタイルに、異論を唱える記事も目にしますが、3年で3割やめるのは、2000年代に入って、ほぼ同じ推移で来ていることを考慮に入れると、一概にどんどん新卒の離職率が高くなってきているから、今までの常識が通じないみたいな思考には、少し考えものであると感じます。
 
もちろん、職種で離職率などは大きく変わるのは事実ですが、もっとポジティブな思考での生き方の変化を考えるべきです。
 

収入よりも支出のマネジメント

 
人生再設計が可能になるかどうかは、収入ではなく支出のマネジメントにかかっているのです。
 
結局、収入に固執してしまうのは、今のライフスタイルが変わってしまうことに対する不安よりも、ライフスタイルを維持するだけの収入がなくなったらどうしようという不安が多い。
 
そう考えると、いくら稼いでいるかを考えるのではなく、いくら支出しているのか?また、家計を見直し、そもそもこの支出は本当に必要なのか?他で代用できないものか?ということを考えるべきと思うわけです。
 
かくいう私も、収入に執着をしていた時期がありましたが、過去数年間、家計管理のWEBサービスを使って支出の細かな管理をし始めました。すぐには思いは変わりませんでしたが、それが、数ヶ月、数年と積み重なると、この支出は本当に必要か?を考え直し、必要なものであっても、カテゴリ別に支出の制限を設定できるので、必要最低限生きていくくらいしか収入はありませんが、それでも少なさからくる不安にかられることはほとんどなくなりました。
 
 
それは、やはり毎月自分はこれだけの支出をしているが、きちんと把握できているというのが安心感につながっているのだと思います。
 

40代からの人生再設計

 
今20代の人もぜひ、「人生は二回ある、自分はふたつの働き方を選べるのだ」という前提で、人生設計をしてみてください。最初からそう思っていれば、40代を迎えた時、人生の再設計をより前向きかつ計画的に受けとめられます。
 
まだ新卒の頃などは、この先40.50歳になった時の経済状態を考慮するなどして、想像を膨らませ、将来設計を必死にしていましたが、そもそもその経済情勢も今後どうなるかわからない時代の中で、考えるだけ負担だなと思い、もう少し広く考えるようになりました。
 
40歳には届かない年齢層にいる私ですが、そのまま実行に移すかどうかではなく、こういう人生再設計方法の考え方もいいんだと思えたことがプラスでした。
 

キャリア形成における5つの将来シナリオ

 
キャリア形成については、決して組織任せにせず、時代に合わせて個々人が考え続ける必要があるのです。そしてその具体的な方法が、「常に5つの将来シナリオを念頭において働き、次に行く道を考え続ける」という方法なのです。
 
今後のキャリア選択における、この5つの将来シナリオを本書で例題を確認しましたが、恥ずかしながら、このような具体的な5つのシナリオを文面化して考えてはいなかったので、もう少し熟考する必要があると感じました。
 

オリジナル人生を手にいれる3ステップ

 
手に入れたい人生を明確にし(ステップ1)、そこに至るまでの複数のシナリオを考え(ステップ2)、それらを現実のものとするために市場で稼ぐ力を鍛える(ステップ3)。この3つのステップにより、ひとりでも多くの方が自分自身で設計したオリジナルの人生を手に入れられますように!
 
オリジナル人生設計。それを聞くとワクワクしてきます。もちろん、楽しいばかりではありませんが、心から今充実していると言えるような将来を手に入れるために、考え方の一つとして参考になる本でした。
 

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ワーク・シフト ─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>

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