KumaLab

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世界に通用する一流の育て方 地方公立校から<塾なしで>ハーバードに現役合格を読んだ

こんにちは、KumaLabです。

Edubook1冊目の紹介です。

 

 

 地方公立校から<塾なしで>ハーバードに現役合格 (SB新書) | 廣津留 真理 |本 | 通販 | Amazonを読みました。

 

 Dirigo英語教室を運営なさっている著者は子供を18年間塾などにも頼らず、家庭教育と学校だけでハーバード大学に入学させた経歴をお持ちです。

 

 現在、学校教育において高大連結などにより、授業形態や子供の学び方などの変化の必要性や事例が話題になることがありますが、その中でも時代に左右されない、家庭教育あり方を実際の経験をもとに整理なさっています。

 

常に「親と子どもは別人格」と意識しておくこと。  親だからといってわが子を自分の所有物のような感覚に陥ることなく、あくまで一個人として接する。これが家庭学習の大前提となります。 

 

 家庭教育のあり方として、前提条件が、自分の子供だからこそ「別人格」として意識する。ここには、子供として以上に人として尊重するという筆者の思いを感じました。

 

 また、本書には読み聞かせにオススメの本を具体的に紹介されています。

 

私は娘を叱ったことがありません。なぜなら娘を「未来から来た人」だと捉えていたからです。

 

 また、子供を未来から来た人と捉えることの発想はなるほどと思わされました。そもそも子供は、私たちよりも更に先の未来に生きる人間です。そのことを、過去の習慣性や経験だけで見てしまうことほど、もったいないことはないと思われます。 

 

 更に筆者は親の愛情を大別すると2種類に分けられるとしています。

 

無条件の愛情で120%の安心感を与える  親はわが子に無条件に愛情を注いで、絶対的な安心感を与えましょう。それが自信や自立につながります。親の愛情には形はありませんが、あえて整理すると次の2つがあります。  

1:アンコンディショナル・ラブどんなときも何があってもあなたの味方です)  2:フル・アテンション(あなたをいつも見守っているから安心してください)

 

 成功者として多くの著書がありますが、どれも共通していると感じるのは、どのような教育方法や指導方法があったとしても、最後は必ず「愛情」という言葉がでてくることがEdubookとして書評していて感じる点です。